2014/09/25

20140920-22 トムラウシ川-地獄谷-ヒサゴ沢-トムラウシ山

・メンバー:hitotsuさん、m

・9/20 札幌4:30-(高速)-トマム-8:30カムイサンケ林道通行止地点
   駐 車8:50-(少し荒れた林道)-10:00トムラウシ川入渓-13:00地獄谷c1
・9/21 (c1)6:50-8:00ヒサゴ沢出会い-11:30ヒサゴ沼-14:10北沼-15:00トムラウシ山-16:30前トム平c2
・9/22 (c2)5:50-8:00短縮コース登山口-9:30駐車地点

・地獄谷-ヒサゴ沢-北沼-ワセダ沢-地獄谷のお決まりのコースで計画したが、結果的に夏道を下山することにした。

・9/20 予定より早めに林道通行止地点に到着し、荒れ気味の林道を進むと自然にトムラウシ川に出た。地獄谷まで特に難しいところは無いが水量が多いため、徒渉には気を使う。c1060二股手前で少し釣りをする。入れ食いだが小物ばかりだった。ここから少し進むと湯気が立ち昇る地獄谷に到着。焚火の準備や再度下って釣りをしたりで時間を使う。ふとトムラ方面を見上げると何と真っ白ではないか。今回夏靴すら持って来ていない。標高の低いヒサゴ沼までは大丈夫だろうが、ワセダ沢源頭部は2000mある。積雪の沢型を下りたくはないとしばし悩む。満天の星空のもと焚火にあたりながらツェルトも張らずに就寝。

<全体的に水流の速いトムラウシ川>

<湯気が立ち昇る地獄谷>

<ふと見ると真っ白なトムラウシ山>

<焚火ご飯>


・9/21 ワセダ沢下降は半ば諦め朝ゆっくり出発する。この日は朝から快晴だった。真っ白なトムラウシ山を見ながらヒサゴ沢を詰める。沢の途中でワセダ沢源頭付近の積雪状況を見て早々に夏道を下る事に決めた。途中の顕著な滝ではロープを出し少し慎重に進む。最後の順層の滝を上り詰めるといよいよ源頭で、そこからしばらく沢に覆い被さる樺の薮を漕いで行くと、蒼々としたヒサゴ沼と小屋のある長閑な雰囲気の場所に出た。夏はそれなりに賑わうこの場所もこの時期は流石に人気が無い。秋晴れの澄んだ空気の中、雪山を眺めながらのトムラへの行程はヨーロッパアルプスのトレッキングルートにも似た清々しさを感じる。トムラの登りは雪が所々クラストしており、沢靴ではキックステップも入らずアイスハンマーが役に立った。一方南沼への下りは日が当たっているため雪も柔らかくスタスタ下れる。微妙な時間だが登山口に車を回していないのでこの日の下山は諦め、前トム平でビバーク。翌日下山、林道を半分走って車を回収した。

 <今日は快晴、奥に白いトムラウシ>




<紅葉と今年の雪と去年の雪と>

<ヒサゴ沼と避難小屋>

<旭岳方面>


<トムラの登りは所々クラスト気味、既に海老の尻尾が沢山>

<トムラウシ山から十勝連峰>

<前トム平の朝>

・計画通りには行かなかったが、秋晴れと新雪により却って楽しめた。大雪の良さを再認識した山行だった。帰りに寄ったオソウシ温泉も気に入った。

2014/09/08

20140907 電気の沢

・メンバー:hitotsuさん、m
・9/6 層雲峡P:C0
・9/7 林道7:30-(電気の沢)-11:00c870付近-(藪漕ぎ/苅り分け)-12:00車

・初電気。短いながらもボルダーチックなへつりあり、コケのローカも奇麗な噂通りの面白い沢だった。二日酔いの体でF1も直登。水は冷たく、途中のへつりも絶対落ちたくない。微妙なへつりに少し時間をかけつつも何とか全てクリア。下りの苅り分けが見つからずしばらく藪漕ぎをしてしまった。天気は期待していなかったが、結果的に良い沢日和だった。