2014/07/23

20140719-21 余別川-エコー沢-余別岳-幌内府川

・メンバー:hitotsuさん、山ちゃん、m
・7/19 林道ゲート8:50-9:10余別川入渓-16:00エコー沢c450二股c1
 7/20 c1/6:10-12:00南の肩-12:50余別岳13:10-15:45幌内府川c770/c2
 7/21 c2/6:10-11:45c200付近橋から林道に上がる-12:20幌内府集落下山

・初日、林道ゲートから先の林道跡を見つけられず予定していたウカマンベ沢まで行けず余別川のかなり下流で入渓した。エコー沢は大きな滝は無いものの釜を持った小滝が多く泳ぎも多い。c300付近で天場を探すも良い場所が無くc450二股で泊。翌日の藪漕ぎの時間を考えると天場を上げたのは正解だった。天気も良いので焚火を囲んでタープも張らずマットだけを敷いてごろ寝。
<余別川下部>

<エコー沢出合の少し下流>

・2日目、今回の核心であろう藪漕ぎに身構えつつエコー沢を詰めるもc1150付近までは沢型をすんなり進み、これは意外と楽に行けるかも、と考えていると突然濃いハイ松のジャングルに突入した。やはりここが核心だった。半分嫌になりながらも何とか南の肩まで藪漕ぎし、我呂の沢側に少し下ると笹薮に変わった。そこからトラバース気味に進むと一転まるで天国の様な花畑に出られた。花畑から余別岳へは楽な笹漕ぎですぐに着く。余別岳から幌内府川へはハイ松の中をまっすぐ藪漕ぎをして当てる。天場はc840付近を予定していたがここでも良い場所が見つけられずc770付近まで下げた。この日も焚火の横で星空を眺めつつごろ寝。
<エコー沢は泳ぎやへつり多い>

<南の肩から少し下ってハイ松と比べると格段に楽な笹薮の藪漕ぎトラバースの末>

<いきなりお花畑>



<余別岳より積丹岳>

<余別岳より幌内府川へ下る/奥に鋭峰 鉞山が見える>

<幌内府川上部にあまり良い天場は無い>

・3日目、コケの付いた岩が朝日に照らされ明るい渓相の中どんどん進む。c200付近で地形図に載っていない林道が沢と交差しており、そこから林道に上がる。沢と平行している様なのでそのまま進むと集落に出られた。昔下った時は河口まで沢を降りた記憶があるが今回は少し楽をした。
・炊事は全て焚火で済ませ、ガスの出番は無かった。全体として登攀的要素は少なく泳ぎとへつり、そして藪漕ぎのルート。3日間とも好天に恵まれ充実した山行だった。最後はシララ姫の湯で締め(ここはオススメ)。

 <飛び込んでも楽しい>

<幌内府川下部は明るい渓相>



<蝉の声を聞きながら林道を下る>