haya(単独)
05:50 国道P発 自転車で林道を下る、朝の冷気が寒いので雨具、軍手を着用
ジグザグの林道を約200m下って分岐を左へ
やがて豊平峡大橋の真ん中に古いヒグマの糞
橋を渡ると今度は登り、林道は少し荒れてきて、落石、枝など路上に散乱している
車輌の往来が稀なことが分かる
濡れたくないので唯一高巻いた滝、でも本当は右岸を登るのだろう
以後、全ての小滝は簡単に登れる
06:25 ガマ沢にかかる橋、橋の名前は表示されていない、この橋にも古いヒグマの糞
林道上にもしばしば糞がある、ヒグマは排泄の時、見通しの良い場所を好むのだろうか
06:35 トレランシューズをスパイク地下足袋に履き替え、立木に自転車をロックして入渓、久々の沢歩きにバランスがつかめないし、滑りやすいのでスピードが出ない
左上にさっきの林道の続きが見えるので、いったん林道に戻りその先のヘアピンカーブからあらためて入渓する
以後、淡々と沢の中を行く、歩行はだんだん慣れてきたが、スパイク地下足袋はヌメヌメした岩の傾斜に
弱いのでしばしばバランスを崩して転倒しそうになる、反対に、倒木や濡れた木の表面には強い
07:05 小休止655m
早くも小規模なナメが現れ始めた
07:35 小休止745m
小さな滝も出てくる、F1かF2か知らないが、右側を高巻く
その後の滝は全て水流脇を登れる(とは言ってもそれらしいのは1箇所くらい)
誰かの記録では滝はF8まであるように書いていたが、滝と呼べるようなものは3~4か所だ
夥しい鹿の足跡、ハッキリした鹿道も多いのでたびたび利用する
09:35 早くも935の二股、水流が細い左股へ
小さなナメ滝は続くが、水も少なくなり源頭の様相
藪の被さった水流より、脇にある鹿道を歩いたほうが早い
細かい二股ではスマホの地形図で判断
短い区間、ネマガリのトンネルを行くが、ヤブコギと言うほどでもない
09:12 あっけなく縦走路に出た、結局、藪漕ぎは無いに等しかった
縦走路は昔の記憶より随分と荒れている、藪が被さり部分的に不明瞭
豊滝分岐まで意外と長いし、けっこうな急登だ
09:53 札幌岳頂上 快晴
すでに登山者が4~5名、快晴の日曜日、当然だろう
札幌岳頂上からの展望
羊蹄山が美しい
恵庭岳
10:00 腹ごしらえしてすぐに出発
下山中、多くの登山者と擦れ違う、若い人も多い
10:45 冷水小屋 パイプから出る冷水が有難い
11:11 林道 665m
最新の地図にある点線を近道すべく左折し、トレランシューズに履き替えて林道を行く
すると、林道のど真ん中に真新しいヒグマの糞、緑色がかった巨大なもの
どうみても今日のものだ、まだ近くにいてもおかしくない
一人だし怖いのでここは用心して引き返し、登山路を登山口方面へ下る
遠回りになるが、仕方ない、ここは謙虚になるべきだ
冷水小屋前の水場
冷水小屋
れ
巨大で新しいヒグマの糞
11:50 登山口手前で左の藪を突っ切り、トンネル前の道路に出る
約2km、二つのトンネルを抜ける
12:06 豊平峡ダム
その先、自転車まで6.8kmある、その間にまたヒグマの糞もあるだろう
精神的に余裕がない、したがって休憩もそこそこに、やや速足で林道を行く
ここからさっきの近道の合流点、そしてその先まで200mくらい登りだ
いくら林道でも疲れた脚に登りが堪える
近道の合流点は実にハッキリと、しかもれっきとした林道となって合流していた
フレッシュなヒグマの糞を意に介さず歩いていれば、ずっと早く来ていただろう
しかし、それは危険な考えと心得なければいけない
その後、cont730mまで登りつづけ、峠のようなところを越える
その間、何度か林道上に比較的新しいヒグマの糞を見た
終始、声を出して歩くしか、自己防衛手段は無い
12:52 林道最高点 730m小休止
以後、平坦~下り、随分楽になった
13:15 がまの沢林道分岐
オフロードバクがやってきて擦れ違いざまに会釈
13:35 ガマ沢の橋、自転車デポ地点
やれやれ、何とか辿り着いた、自転車で下る
13:45 豊平峡大橋 休憩
橋のど真ん中で大休止、空腹を満たし、登り返しに備える
豊平峡大橋
14:02 出発
ジグザグの200mの登り返しがやや辛い
14:36 国道P 林道ゲート帰着